CEFRレベルとは

CEFRとは?

ヨーロッパでは英語を母国語としない国がたくさんあります。そんな中でやはり共通語が「英語」になるのですが、世界中にはたくさんの英語検定があります。同じ英語数値を計る試験でも国や英語試験団体により英語のスコアや評価が異なり英語スコアを持っていてもよくわからないことがあります。

簡単にいうと「言語を計るものさしを統一しよう!」と作られたのがCEFRになり今では世界中の英語などの言語のレベルの基準として採用されています。

日本でもよくありますよね?例えばTOEICの700点て英検でいうと何点だろう?なんて思ったことはありませんか?

同じ英語を計る数値なのによくわからない。。そういった問題を解消するために現在CEFRが各国でか活用されるようになりました。

日本も現在文科省が大学入試を新しくする際、英語試験も今後「英語4技能(話す・聞く・書く・読む)」が採用されることになりました。そしてその際に文科省でも今回 「CEFRを柱」 にして各試験の対象表が作成され、これによりCEFRレベルがわかれば他のテストを受けなくても自分がどのくらいの「レベルか目安に知る」ことが可能になりました。

下記の表は各CEFRレベル別で理解できることを日本語で表記したものになります。レベル別により何かできるかがわかり、実は英語以外の言語でも活用されているようです。現在の自分の英語力はどのあたりになりますか?

■上級レベル

C2 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。

■中級レベル

B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

■初級レベル

A2 ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。
A1 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

文科省サイト「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」より引用

世界基準で自分の英語力を知ることができる!

さきほども説明したようにCEFRはヨーロッパを中心にカナダやオーストラリアなど世界中で使われています。つまり今回日本で「世界共通のものさしCEFR」が採用されたことにより留学で使われている「IELTS]や「TOEFL]などの英語試験でいうと自分の英語力はどのくらい?と目安を知ることができるので留学する準備もしやすくなったのが実はこの「CEFR」の素晴らしい点でもあります。

また最近はCEFRの採用により日本の大学でもIELTSやTOEFLのスコアを大学受験で採用しるようになりました。

 これにより大学受験の際に海外大学の受験で必要なものと同じになるため、海外大学と日本の大学受験を一緒に準備する「グローバル併願」を視野に入れるようになってきた学生が多い理由はここにあります。 

 

英語の勉強は特に受験や留学を考えている人は、

 「目標の英語力」ー「現在の自分の英語力」=自分が埋めなければいけない英語のレベル差 

 

を知ることが大切です。そのため英語学習において「CEFR]を中心に考えて英語学習をすることが今後重要なポイントになってきます。

CEFRは英語レベルを計るための「ものさし」はもちろん、上記のような目標ができることによりモチベーションを維持するための活力の源にもなります。

1つで例えると、とてもダイエットに似ているように思います。毎日体重計に乗るが最初は怖いけど、頑張って結果が出てくると体重計に乗るのが楽しくなります。

また毎日の変化を意識することでしっかりと体型をキープすることができる。

目に見えないだけあって「見える化」が大切なポイントになります。

OPAがCEFR大切にする理由はまさにココにあります!!CEFRを基準にして勉強してしっかりと英語力を身につけること!そうすれば英検でもTOEICでも必要なスコアの試験を受験すればよいのです。もちろんテスト対策勉強は必要になります。でもそれが基礎英語力がついてからの話です。まずは英語を「ツール」として使える能力を少しずつ増やしていくことが大切です。

 

 

 

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